角田みゆきの過去を一掃するために知るべきあなたの過去世~身体の歪みから一掃されるべき過去世を知り、バランスを実現する~のある方へのメッセージ

あなたの身体の歪みに沿った過去世のルーツと道を辿ります。

構成は、
・過去世の真実のストーリー
・過去の記憶が現世の自分に与えている影響ー
・上記による身体の反応(負担)
・3つの過去世のまとめ
注)写真はイメージです。一番近いものを探しました。

<3つの道>

①ご機嫌な(酔っ払い)人生
 (イタリア)
-真実のストーリー-
あなたは、イタリアの靴職人(靴屋)の長男(一人息子)として生まれました。あなたの父親がまだ幼い頃に祖父が始めた靴屋です。当時でも既に老舗の靴屋(靴職人)が点在している地域だったので、あなたの祖父は靴職人として認められ顧客がつくまで相当の努力、苦労を重ねていました。あなたの父親はその背中を見て育ち『僕、早く大きくなってお父さんを助ける!お父さんを超える靴職人になるんだ!』と誓い
親子(祖父と父)で老舗の靴屋(靴職人)と肩を並べるほど有名な靴屋(靴職人)になったのです。

父親はあなたが生まれた時、”店の土台はしっかりできた。この子は私と父が経験した苦労はしなくてすむだろう。靴を作る腕だけ磨けば将来は安泰だ!”と喜んでいたのです。物心がつく頃には”皮”の感触と性質を記憶させるため、皮を切ったり、張り付けたり、穴をあけたり・・などの遊びをさせていました。事あるごとにこのお店と顧客はうちの財産だ。それを全部お前にあげるから。靴を作ればお前の将来は安泰だからな!”と言い聞かせていました。でも、あなたは皮の匂いも、何となくぺたぺたする肌触りも好きではありませんでした。何よりも、コツコツコツコツコツコツと一つの靴(同じもの)を作っている父の背中を見て嫌気が指していたのです。僕は一日中こんな場所にいれない。いたくないんだー。と自分の心が叫び始めたのは7歳でした。でも、父親のお陰で生活できていること、祖父と父がいかに苦労していたかを知る母親に、”お父さんは○○で、おじいちゃんは○○だったのよー。あなたは幸せよ。感謝しなさい。感謝しなくてはだめよ。”と言い聞かされていたので、自分の心に逆らってお店に入り浸っていたのです。居たくない場所で笑って。やりたくないことをして笑っていました。

15歳になった時、他の街から引っ越してきた”いいとこのお坊ちゃん”と知り合いました。その家はパーティ好きで、毎週末に友人知人を呼んで経営しているレストランの一つでパーティを開いていました。あなたも呼ばれ、そこで赤ワインを勧められました。ワイングラスに注がれたきれいな澄んだ赤い飲み物を口にした瞬間、今まで味わったことのない開放感に包まれたのです。身も心も緩み、見せる世界まで変わりました。楽しくて楽しくて顔が緩みっぱなしです。”笑う”ってこんなに楽しいんだ!そう思いました。そして、友達に”僕、生きてきてこんなに楽しいの初めてだよ!笑うのって楽しいんだねー♪”と初めて本音を口にしたのです。友達はびっくりし”お前、どういう育ち方してきたんだ?大丈夫か?いつでも来いよ!”と言ってくれたのです。あなたは、お酒のお陰で社交性を発揮します。あなたの周りでは笑い声が絶えず起こりました。15歳のパーティデビューの少年が、その日のパーティの主役になりました。

酔っぱらったまま家に帰ると、両親はちょっとびっくりはしていましたが怒りませんでした。そして、父親がその調子じゃ工具を握ると怪我するな。じゃあ、今日は店に出ないで、部屋でゆっくりしていなさいと言いました。あなたは、お酒を飲めば靴作りをしなくていいんだ。お店に出なくていいんだ。と心が躍っている自分を感じたのです。

次の日、朝食を食べると逃げるように友達の家に行きました。友達に自分の立場と気持ちを洗いざらい話すと、友達はあなたに同情し、すぐに自分の父親に相談しに行きました。昨夜のパーティであなたの社交性を買っていたその子のお父さんは、”息子と一緒に教育(家庭教師)を受けながら、その合間にうちのお店で働かないかい?これからは学問を身につける必要もあるだろし、まだ若いんだからお金を貯めといて将来好きなことに使えばいい。”という提案をしてくれました。

あなたは喜んでその提案を受け入れました。問題は両親です。あなたは、勉強を強調しよう!と決め、両親の前で”僕、勉強したいんだ!まだまだいろんなこと学びたいんだ!!”と必死に説得しました。こんな饒舌なあなたを見るのが初めてだった両親は、そこまで言うならと許可してくれました。

次の日、あなたの本当の人生の始まりのようでした。勉強はそこそこでしたが、レストランでのサーブ、接客は大大大好きでした。あなたはお客に好かれ、これはおごりだから!とお酒を勧められました。最初の数日は断っていましたが、あの時の開放感と幸福感を思い出し、お客様に勧められるまま飲んでみました。やはり全身が緩みました。
”楽しい―♪”あなたの接客がより明るく、店内が華やかになります。そして、お酒がくれる一番のギフトは、家に帰った時も続く開放感です。父親の顔を見る度に勉強がしたいと嘘をついたこと。このお店(仕事)を継ぎたくないと言えないでいる罪悪感からも解放されることです。お酒は、あなたのポジティブな面(才能)を引き出すとともに嘘をついている(正直な気持ちを話さない)罪悪感からの逃避の”薬”となったのでした。

でも、両親は馬鹿ではありません。あなたを大切に思い、あなたの態度をちゃんと観察しています。半年もしないうちに、あなたがこの家(お店と仕事)が嫌なことを察しました。そして、あなたが酔っていない朝食時に”もう継がなくていいから。好きなことをしていいから。お酒はやめなさい。お前の身体が心配だ。”と言いました。あなたは少し、いいえ、一瞬、肩の荷が下りたようにホッとしました。でも、それ以上に、父親にそんなことを言わせてしまった自分に傷ついたのです。僕から正直に話していれば、あんな悲しい顔、思いをさせなくて済んだかも・・・。

その日からお酒が増えました。朝食を一緒に食べなくて済むように・・です。あなたのお陰で、友達のレストランは大繁盛!それにともない、両親と顔を合わせる時間がどんどん少なくなくなりました。

幸せと不幸、自由(喜び)と逃避を同時に生きたような人生も長くは続きませんでした。毎日のように飲むお酒に少年から青年になる過程の身体にかかる負担が重かったのでしょう。20歳になる前、道で倒れているところを見つけられました。急死でした。

-過去の記憶が現世の自分に与えている影響-
あなたは、今世でも社交的なエネルギーを持ってきています。この過去世でも、能力を活かし自由に生きたのに・・・、正直に話さなかった(嘘をついた)こと、たったこれだけのことで罪悪感を抱き続け、自らの人生を”不幸”にしています。

そして、今も罪悪感、自分を責め続けることを継続しています。過去から学ぶのではなく、わざわざ過去を繰り返しています。あなたの魂の意図ではありませんが、最初からやり直したい!やり直すんだ!という強い信念があり、それが、自分に正直に、自由に生きる人生!を最初からやり直す・・のではなく、自分を責め、罪悪感を抱かせ、自らを不幸にすることからやり直すんだー!に力を注いでいます。

そこからやり直したらお酒の量を増やし、お酒で死ぬという人生の再現にしかなりませんが・・まさか、今のあなたは、それを望んではいないでしょう?やる気は感じますが、目を覚ましてください。

-上記による身体の反応(負担)-
この時の罪悪感をお酒で紛らわしていた過去世の自分を大切にしていなかったエネルギーとリンクし、赤い部分(胃、腸、腎臓など)のエネルギーが弱くなっています。
今の段階の肉体はシリアスな状態にはなっていませんが、エネルギー的には弱くなっているため、消化の力が弱く、お腹を壊しやすくなっているでしょう。疲れやすく、体力が落ちているのを感じているはずです。あなたはいつも気力で持たせていますが、それも持たなくなっていくでしょう。

②夢を諦めた!?人生
 (カザフスタン)
-真実のストーリー-
あなたは、遊牧民族に生まれました(男性です)。遊牧の暮らしは嫌いではありませんでした。でも、ある日、各国のいろんな商品を売って旅をする交易商人の一団に会ってからあなたは変わりました。お洒落に目覚めたのです。遊牧民族の衣装はそこそこお洒落でしたが。普段の服装です。馬に乗り、羊を誘導する。汗をかく一日。お洒落はどこにもありません。あなたは言葉数が少なく、真面目でしたが、その日から決して折れない強さ、頑固さがあることを知りました。

家族(部族)の大事な羊を勝手に売って、お洒落な洋服を一式買ったからです。そして、そのお洒落な服でテント(家)に帰りました。家族一同、目をまん丸くさせ、その服どうした?どうした?と質問攻めにしました。あなたは無言です。すると隣のテントから羊が一匹足りないぞ――!知っているか?と家族(部族)に一人がやってきました。皆は一瞬で状況を理解すると、大騒ぎになりました。家族(部族)会議になり、あなたは責め立てられました。でも、微動だにせず、無言を貫きました。家族は諦めました。次の日からそのお洒落な服であなたは働きました。もともと真面目でしたが、もっと一生懸命働きました。家族はあなたを見直し、全て水に流し許すことにしました。

半年後、あの交易商人の一団があなたの目にとまりました。数キロ向こうです。あなたはまた羊を一匹連れ、新しい洋服を一式揃えたのです。そして、その服を着て、テントに帰りました。服を観た瞬間に家族全員が理解します。羊を数えなくてもわかります。家族会議の始まりです。前回にも増し、大騒ぎであなたを責め、あなたからその理由と謝罪の言葉を引き出そうと皆が必死になります。でも、あなたは、全く動じず無言を貫きます。完全にあの日と同じです。熱くなっている自分たちが逆に馬鹿らしくなり、家族は諦めました。

そして、次の日からあなたは新しいお洒落な服で働きました。一生懸命働きました。また半年後、同じことが起こります。そうです。この交易商の一団とは年に2回会うのです。つまり、年に2回あなたの洋服が新しくなり、年に2匹の羊がいなくなり、年に2回家族会議であなたは責めたてられ、その間あなたは無言を貫き、家族が諦めるのが部族の習慣となりました。後にあなたの洋服が新しくなっても、羊がいなくなっても、誰も責めなくなりました。

ある年、隣の部族と合同でお祭りが開催されました。他の家族と違うあなたのお洒落(異国の)な洋服を見た子供が”ねえ、オジサンだけ違う服を着ているのはなんで?”と大きな声で質問をしました。家族(部族)の皆が一斉にあなたを見ます。あなたは気にする様子は一切なく、その子に向かって”おじさんはこういうお洒落な(異国の)服に囲まれ、服を着る生活をしたかったんだ。その夢は諦めるしかなかった。だからせめて一着だけでもと思ってさ。夢を諦め、夢の一部を擦りきれるまで着てる。そんなとこかな。”その言葉に、家族(部族)全員あきれた表情で固まりました。それを破るように一人が叫びました。『諦めたのはこっちだよ!!』

-過去の記憶が現世の自分に与えている影響-
あなたの精神力の強さはこの人生の経験からです。そして、”夢”という漠然とした言葉に憧れるのもこの人生の影響です。今度こそ夢(やりたいこと)を叶えたい!実現したい!という強い思いと同時に夢(やりたいこと)は諦めなくてはいけない!叶えられるはずない!という被害者意識に似た信念を持っているのもこの人生の影響です。

でも、真実のストーリーの家族の一人が放った最後の一言が全てを物語っています。
諦めたのはこっちだよ!あなたは非常に頑固であり、信念を貫ける非常に強い意志を持っています。そんなあなたが”諦めるはず”がないのです。夢というあまりにも漠然とした大きな言葉に振り回されていただけです。夢を叶えることに夢見ていただけです。本当にやりたいことは、必ずやっている人です。それを認めない限り人生は惨めでしかなくなります。あなたが勝手に惨めにしているだけです。

-上記による身体の反応(負担)-
あなたは、無駄な後悔と無駄な裁きをしています。それが胸の部分(青いバツバツ)にプレッシャーをかけています。このプレッシャーが、呼吸器系の免疫を低下させています。自分を大切に扱う、生きる意志があるのなら、無駄な考えを抱くことはやめてください。それだけです。

③北の果てを目指した人生
(チリからアラスカへ)
-真実のストーリー-
あなたは、農家の大家族の一員として生まれました。この人生は、”北の果てをこの目で見たい!”という思いだけが強く残っており、生まれについて、家族について、誰の影響を受けた等の記憶は残っていません。

”北の果てをこの目で見たい!”その強い思いを胸に、旅に出ています。しかも”淡々と”旅をしています。野宿に適しない場所、食べるものが見つからない地域では戸惑うことなう民家のドアを叩き、北の果てを目指し旅をしていること、何も持っていないことを伝え、”僕が返せるのは何かの仕事を手伝うことだけですが一晩泊まらせてくれませんか?食べ物を分けてくれませんか?”とたずねました。寝床だけを貸してくれる家、温かい”お湯”だけを飲ませてくれる家、多くの人たちが質素な暮らしをしていたため、”悪いね。これだけなら・・”という反応が多かったのです。でも、あなたは気にしません。できるだけのお返し(手伝い)をし、次に進みます。南米大陸、中米、北米・・・を縦断する旅です。過酷でないはずはありません。雪山、ジャングル、砂漠・・・何度も死にそうになりましたが、そこに感情的な記憶はありません。”苦しんだ”という記憶もなければ、”感動した”記憶もないのです。

あるのは”北の果てを目指してるんだから、仕方ない”です。感情的な経験(体感)、映像としての(その目で見た)経験も、”北の果てをこの目で見たいんだー!”という強い思い(言葉)にかき消されています。

場面は突然、アラスカに変わります。どうやら、あなたの目指していた”北の果て”に着いたようです。雪と氷に囲まれた地に座り、どこかの誰かに教わったのでしょうか?乾いた枝や葉に火をつけ、小さな小さな焚火をしています。それから、どこかの誰から貰ったのでしょうか?銀色に光る金属製のカップに雪を入れ溶かしてお湯を作っています。できたお湯を飲みながら”本当に果てだな。。。”と辺りを見回しながら呟きました。”温まったー!”と両手を上げ身体を伸ばした時に小さな小さな焚火は消えました。燃やすものはもうありません。

するとあなたは、また辺りを見回しながら”北の果てをこの目で見たし!帰るの面倒くさいし。ここでもういいや!”とそのまま後ろに倒れ雪の上にあおむけで寝っ転がりました。”あー、冷たい。あー、寒い。お、や、す、みーーー!!”と凍死しました。

-過去の記憶が現世の自分に与えている影響-
強い思い(思考)を重視し、経験を軽んじている人生です。ゴールを重視し、過程はどうでもいい。今、多くの人間があなたのこの人生を目指して生きています。時代なのか、たまたまなのか、あなたの人生は思い通りになりました。人間としての願い(夢)は実現され、結果は成功!でも、エネルギー的な豊かさを創造していないのです。あなたは潔く死を選びました。これは尊敬に値しますが、何も残さなかったけれど、何も創造していないのです。

-上記による身体の反応(負担)-
この過去世は、自分の強い思い(夢)を実現するためだけに生きていました。多分、他人の目には”情熱がある”と映っていたでしょう。長い長い旅の記憶すら消え去りそうなくらい薄い、そこに辛い苦しい感動の記憶が全くないつまり、あなたの感情、情熱のエネルギーは存在しない強い思い(夢)に突き動かされていただけです。これは洗脳の部類に入るでしょう。影響を受けた誰かの記憶がないので実態のない何かにあなたの脳が勝手に洗脳されたのです。宗教団体の洗脳が騒がれていますが、今、多くの人間がこの実体のないもの(考え、夢)に洗脳されています。だから、頭部に十字のマークがありますが、あなたは今もこの実体のないもの(考え、夢)を自ら持ち続け(持たなければいいけないと思う)洗脳されているのです。強制ではありません。多くの人間は進んで洗脳されている、洗脳されに行っているのです。なぜなら、良い、正しい、幸せ(幸運)になれる、自分の代わりに”カルマを解消してくれる”自分の代わりに”問題を解決してくれる”と思い込んで(期待して)いるからです。

この十字マークが示しているのは、その洗脳された考えや夢を忘れないように!印をつけているということです。洗脳、すり込みを手放したいのではなく、逆です。されたいのです。

<3つの過去世のまとめ>
非常に極端な生き方をしている人生が出てきました。つまり、あなたは、今もこれらの過去世を引き続き生きようとしているということです。過去世から見ても、あなたは誰の言うことも聞きません。自分の信念を貫き生きたい!というガッツがとてつもなくあります。苦しいことも、辛いことも、情けなさも、惨めさも、あなたの信念を貫く姿勢が招いているのです。自分の強い意志で信念を貫き生きているという自覚をしてください。あなたのようなタイプは、本当に変わりたいならとっくに変えています。変えてもらいたいか、変わりたくないかのどちらかです。

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