今朝の気脈メッセージは「あなたが目指す一つの方向以外にも可能性に満ちた道は無数にある」と語っています。
自分が目指すのは心に決めたこの一つの方向しかないと確信して生きて行くのは素晴らしいことです。迷いが起こらないし、脇目も振らずに胸を張って突き進むことが出来ますからね。
しかし、いくら優秀な頭脳と人生経験を持ち合わせる人であっても、その人が自分の歩んで来た人生の中で知り得たことなど、無限にも等しい宇宙の仕組みから見たなら、爪の先にも満たないほんのわずかでしかなく、知らないことや目に触れることも叶わず知る機会さえ与えられなかったことの方が圧倒的に多数なのです。
たまたま出会って好きになった人のことがどんなに好きになったとしても、その人が赤い糸で結ばれた運命の人であるとは限りません。そもそも、一般人の多くが人と出会う機会はそんなに多くないし、その少ない人との出会いの中で恋愛に繋がる体験となると数えるほどわずかです。
その数えるほどしかなかった数少ない恋愛対象の中から赤い糸で結ばれたこの世でたった一人の運命の人が見つかるとしたなら、それは天文学的な確率です。
何を言いたいのかもうお判りでしょう。「私がこの先生きて行くのはこの道しかない」と言う決断だって、高い確率で限られた人生体験とわずかな知識をベースにたまたまそう決めただけなんです。
だから「自分にはこの道しかない」と頑固に決めつけてしまわず、「ひょっとしたら他にも道があるのかもしれない」くらいに柔軟的に認識しておいた方がいいのです。
同様にたまたま出会った人のことがどんなに大好きになっても、ただ好きになっただけです。赤い糸で結ばれた運命の人はその頃全く他の場所に居て、後になって思いがけない場面で登場するという事例はいくらでもあるのです。