カテゴリー: Tensho Asuka

「もうアカン」と思ったら本当にもうダメになるし「もう終わりや」と思ったら本当にもう終わりとなってしまうんです。人の心ってホントに素直です。 年月が過ぎ去るのは想像を超えて早い。頭の中ではまだまだ若いつもりでいても、ある時ふと自分の歳を考えると「えー？もうそんな歳になっていたのか」と驚くことがあります。 そこでどう受け止めるのかで人間って様変わりとなります。鏡に写った自分の顔を覗き込んで「あーあ、もう終わりや」と深刻になって落ち込んだなら、実年齢よりもはるかに老けた匂いのする本当にもう終わりみたい …

自分がこれからやろうとしていることを周りの人たちに話したところ、「えー！大丈夫なの？失敗したらどうするんだよ。そんなこと止めておけ」と口をそろえて反対されることがあります。 もう一度自らの心に問いかけてみたものの気持ちは変わらずそのまま自分の意思を貫き予定通り突き進むことにします。なのに運命の神様は味方をしてくれなかったのでしょうか。思い通りには流れが進まず周りが心配した通りに大敗北に終わってしまうことになります。 こうしたケースは世の中で普通に起こっています。結果が出てしまったのなら今更どうの …

長い間すーっと真っすぐ進んでいる内に、この先もそのまま真っすぐ前に向かって進んで行くのが正しいような気がするものです。そして「わき目も振らずこのまま真っすぐ進み続けることこそが人の生きる道だ」みたいな根拠のない自己暗示にかかってしまうんです。 戦時中に出征する兵士たちを道の両側から日の丸の小旗を振りながら「ばんざーい」と叫んで見送る人々。隊列を組んでわき目も振らずに背筋を伸ばし真っすぐに直進する兵隊さん達の姿が目に浮かびそうです。 長い年月が経ち時代は大きく変わったんです。真面目な出征兵の行進で …

共に元気に伸びていた二本の木の枝の一本の方に少し気になる問題があり、散々考えた末もういいかと思ってバッサリ切り落としてしまうことになる光景が浮かび上がっています。 残った一本の枝がその後も元気に伸びて行けばいいし、そうなるものとばかり思っていたところ、しばらくすると完全に切り落としたはずの枝が再び元気に伸び始め急速に成長することになるのです。 これは私たちの人生の中で、断念することになったり見切りをつけ完全に縁を切ったはずのものが再び復活することになる暗示や可能性を示しています。 断念したはずの …

自分が置かれている状況が低調になり始めますと様々なこと一つ一つが全部悪く見えてしまうものです。生身の人間なんだから仕方も無いことなんです。 あちらを見てもこちらを見ても暗闇ばかりな気がして為すすべを失い頭を抱えてしまう事もあるでしょう。やりきれない絶望感や恐怖心が襲ってくるかもしれません。 でもよく考えてみてください。自分を取り巻く状況が何もかも全て最悪ばかりのオンパレードであって何一つプラスを示すものが無いなんてことは絶対にあり得ないのです。きっと真っ暗に見える暗黒のサングラスをかけてあたりを …

「よいしょ、よいしょ」と重い自分のお尻を持ち上げ異なる場所に移動させようとするもう一人の自分が居るらしい。何だか健気ですね。今朝はそんな不思議な光景を感じました。 でーんと座り込み同じ場所に居続けるから動きづらくなり前へ進めないようです。だったら特に決まった理由が無くてもいいから異なる空気に満ちた離れた場所に移動してみるのが有効な方法となります。 異なる場所に移動すると自分を取り巻く空気が変わります。初めて体験する環境や初めての人との出会いがあるかもしれないし、興味深い対象に遭遇し目が向かうこと …

イヤだなぁと思いながらも、止めるに止めれずに仕方なく続けていることはありませんか？この先もずーっとその生き方を続けて行くのでしょうか？ イヤだと思いながらも止めることの出来ない理由を尋ねると「ずっと続けてきたことだし今更止めにくいよ」とか「止めることで人から非難されたくないしね」といったしょうむない言い訳が返ってきます。 そんな説得力の無い理由の為にあなたの大切な時間と労力を今までどれだけ失ってきたかを考えた方がいいですよ。そしてこの先も果てしなく失い続ける大切な時間とエネルギーのことを考えたな …

今朝浮かび上がった光景は切り立った崖を登る人の姿です。目的地に向かう道が何も無いから目的地に到達することができないなんてことはありません。ロッククライミングの時に手や足を引っかけ体重を乗せることの出来る出っ張り（ボルダリング）が二つあれば、全く道が無くたってゴールに到達できるらしい。 つまりこの光景が語っているのは、どんなに難解な人生も、あなたのやる気と二つのきっかけさえあったなら何とかなるってことです。出発点があって、二つのボルダリングのような足場を軽快に移動したなら最後はゴールへと無事にジャ …

しばらく進むと目の前に目が見えない大きな壁が立ちふさがっていて、今までのようにマイペースで進み行くことが困難になる人が増えてきそうです。 「負けてなるものか」と力任せにぶつかっていくのも悪くないんだけど、この世には手に負えない壁も存在するわけで、エネルギーを消耗するだけで息が続かず簡単に思い通りには行かないのです。 今朝の気脈メッセージは「異なる方向の先にある一点にだけに目を向け意識を集中してごらん」と語っています。 多く場合、こうした場面では正面突破の正攻法に見切りをつけ、離れた場所まで移動し …

行きたいと思った場所には行った方がいいのです。「また今度」と思っても次の機会は永遠にやって来ないかもしれないからです。会いたいと思った人がいるなら何としてでも会いに行くべきです。何年もの月日が流れ、たまたま会う機会があったとしても、互いに別人となってしまっているからです。 食べたいと思ったものは足を延ばしてでも食べに行ってはどうでしょう。僅か数十分の食事の為に長い時間をかけてまで出かけて行く価値があるのかってことになりますが、お店へと向かう長い道のりさえ何のためらいもなく楽しく過ごすことの出来る …

あたりが霧がかかったかのように曇ってしまいますと目の前の景色も見えなくなります。目の前の景色が見えなくなると当然、現状を明確に掴むことが出来ないし未来も見通せなくなりますから不安が広がりストレスも募ります。 不安が広がりずっしりとストレスが積もった状態では毎日をため息交じりに過ごさなきゃなりません。高い確率で心ときめく明るい未来などやって来ることは無いでしょう。 目の前が霧がかかったように曇ってしまうのは、あれもこれもと様々なことに執着しこだわっているからです。「あーしんど。何これ？アホくさいだ …

今まで遥か遠くにあったはずのものがあなたに接近してくることになる暗示が現れています。手を伸ばせば届きそうです。しかしわずかに手は届かないのです。 そうこうしている内にあなたに接近してきたものが少しずつあなたから離れて行こうとする。捕まえようとして無心になって追いかけることになるんだけど、追いかけた分だけ再び離れて行きわずかに手が届かないのです。 遥か遠くにあるものに対しては「いくら頑張ったって手が届きそうもない」と最初から諦めていることが多いですね。しかしもしもある日それが少し頑張れば手の届きそ …