変化の過程で極端な自分を体験する時があります。
『A』を生きてきた自分と向き合い、変えようと頑張っていたら、いつの間にか『Z』になっている。
このA『BからY』を飛び越えるほどの変化は、とてつもない軽さと変化したという実感があるため、気持ちいい。
こういうAからZに飛ぶという変化を体験する人は真面目に、真摯に、とことん向き合えるエネルギー的に独特な熱さを持っている人が多いようです。

IBOKのブログを読んでいるから・・・というだけでなく、多くの人が何となくだけど『変化し続けることを望んでいる』ということに薄々、もしくはウズウズ感じているのではないでしょうか？
だから、一度でも変化を実感した人は、もっと取り組みたい！もっと変わりたい！という意識が生まれてきます。
ここで、独特の熱さを持っている人たちに注意してほしいというか、自身の特徴として覚えていてほしいのが、『A→Z』の『Z→』の先を目指してしまうことです。頼りになる自身の長所”真面目さ”と”熱さ”が自分の首を絞める”敵”に早変わりしてしまうんです。
苦しいと叫んでいるのにも関わらず『先に進めないから、飛べないから、苦しいんだ！！』とムチを打つ。
どこぞのブラック企業よりもブラックです（笑）叫んでもやめない。
『もっともっと！もっともっと！寝ずに、休まず働けば楽になる！』そんな馬鹿な・・・。
こんな行為を誰の目にも見えない自分自身に向けてやっているから、たちが悪いよね。
スッゴイ良い面、頼りになる面も味方であっても行き過ぎると、簡単に反転します。だから、極端ではなく、バランスが必要なんです。
バランスの実現という目標があってだからじゃなくて、この変化の時代にはバランスを実現した方が楽、生きやすいんだと私は思います。
AもZも自分であることには間違いないけれど、身をもって感じた人はわかると思いますが、極端なエネルギーはどちらもキツくなる。全く違うけどエネルギーに絶妙で繊細な”無理している感”がある。
身体でもなく、思考でもなく、思いでもなく、繊細な部分の無理感です。ここを意識してバランスを取る。
そうしていくと、アルファベットの真ん中あたりではなく５０音の方がしっくりきます。
５０音だけではなくて、ここに音域も入る感じ。ドレミ・・の低音から高音まで無限な組み合わせが出来上がるでしょう(^^)
段のバランスと、行のバランス、音のバランスとそれぞれの組み合わせ、自分のパターンを死ぬまでじっくり取り組む感じと思えばいいかも。
正解はなくて、TPOに合わせたり、その場のエネルギーに合わせて自分の感覚で”楽”な段の楽な”行”で自分を表現し、気づき、新たに編曲してみる・・・。
気づき、変化するためにその瞬間痛みはともなうけど苦しみは続かない。
苦しみが続いているのなら、その原因は自分にあります。
味方になるも、敵になるも、選択し実行しているのは自分です。私は、今日も自分の味方でいようっと(^^)/