この子は、”渡り鳥”として生まれたことがあります。
でも、高い木から飛ぶことをせず、渡り鳥という人生を生きるどころかあっという間に”生”を”諦めた”過去を引きずっています。
ですから、エネルギーがとてもシリアスです。

あなたのところにやってきたのは、あなたの持っている情熱と勇気のエネルギーにひかれ、学べること（受け取れること）を”期待”したからです。
この子の今世の課題は、人生に対する情熱を思い出す（活かす）ことと、いずれ（来世以降）に取り組まなければならない、勇気を出し、冒険を生きることです。
あなたが今世で活かそうと持ってきたエネルギー、魂の意図と明らかに同じです。
ですが、期待は外れ、あなたは自身の持っている情熱と勇気を活かしておらず、自分以外の人（家族、この子も含む）の心配だけすればいい、この人たちの幸せこそが自分の幸せだと言い聞かせ、自身のエネルギーを生きる（活かす）ことを諦めています。
心配のエネルギーは重いのです。
そして、あなたに限らず人間は子供の代わり、恋人の代わり、親の代わり、誰かの代わりに動物を愛そうします。家族の一員といい、家族と同じように愛します。
ですが、この人間特有の愛し方は、自分の”もの”であるというエネルギー的な囲い（縛り）があるため、エネルギーが非常に重く制限があり支配的です。
霊的に進化した人間、動物、生物はこの人間特有の愛という囲い（檻）に気づき、自由への旅へと逃げ出します。
運悪く捕まってしまっても、エネルギーの時代は死んでいるのと同じことだと魂に促されるため、何度でも脱走を試みるでしょう。
特に小型犬も含む小動物の場合、この人間特有の愛＝非常に重く支配的なエネルギーは皮膚や粘膜、消化器系を弱らせます。ストレスによって毛が抜けたり（皮膚病）、食べたものが悪いわけではなく、草など余計に口に入れ”吐きたがる”もしくは頻繁に下痢をするでしょう。

この子は、あなたの瞳から、心配（人間特有の愛）と諦めのエネルギーを感じ、勇気と情熱のエネルギーは活かし生きることは困難なのだ！と期待した分、今世の自分にも失望しつつあります。
そのため、瞳のエネルギーが固く低いので、目の病気にかかりやすいでしょう。
また腰の部分から後ろ脚にかけて、過去のエネルギーがたまっている（引きずっている）ため消化器官が弱いのと、腰、足のケガに注意する必要があるでしょう。

いつまで人間は、自分が自分以外の人や動物を幸せにできると勘違いしているのだろうか？
いつまで人間は、自分以外の人や動物や何かが自分を幸せにしてくれると期待しているのだろうか？
自分を尊ばない在り方、生き方が今の世界の現状と今の地球の状態を創り出したという事実に向き合うために人類が滅び、地球が滅びる必要があるというのだろうか？
こんなに傲慢に生きてまで個人、家族、組織、国が何を手にできる？何を手に入れようとしているだろうか？
それまでに、全てがなくなったということに気づくだろうか？
なくなったのではなく、そんなものはないということに気づけるだろうか？